「人は買い物をしなくなる」
最近、こんな本を読みました。
近年爆発的にインターネット利用者が増え、いつどこにいても買い物ができる時代となりました。
10代の時からスマートフォンを持っていた世代が大人になると、買い物は殆どといっていいほど、ネットで済ましてしまうというのが現実。
本の中に
・1日かけて百貨店へ
・1時間かけてスーパーへ
・10分かけてコンビニへ
・1分で済むネットショッピング
この文章をみたときに、配送はこれからもどんどん需要が増えるなとより感じました。
買い物をするのが休みの日の楽しみという方も多くいると思います。
家族や友人、恋人と買い物を一緒にする時間が楽しい
そういった顧客のニーズに合わせて、体感型の店舗がすごく増えてきているのも伺えます。
逆にいえば店舗での販売が最低限となり、ネットでの買い物が主流になると、実際の店舗の需要が減ってきているというのも事実です。
海外ではAmazonGoといった無人コンビニが2018年からスタート
レジに並ぶ、決済をするという行動が省かれ、買い物の時短をしていて、消費者からしたらストレスが殆どなく買い物ができます。
2021年までに3000店舗目標として店舗を拡大しているようです。
またAI先進国の中国が2016年からBingoboxという無人コンビニをオープンさせていて既にすごいスピードで、300店舗以上にもなっているのが驚きです。それも人手不足による賃金高騰も理由の一つとなっているそう。
5Gがはじまり、100倍もの通信速度になるネットワークが拡大してきたら、買い物も実際に手にとって触ってみてから購入できるようになるかもしません。
また遠くにいても会えない人に触れ、あたかもそこにいるように会話やコミュニケーションが取れる時代になるかもしれないと言われています。
こうなると人と人が本当に会えることが更に、大切な時間となっていくでしょう。
その大切な時間を有効活用するために人は買い物をどんどん生活の中に深く取り込んでいくことになるということ
つまり人が買い物をしなくなるのではなく、買い物にかける時間が短縮され、何かを買うということが無意識に近い状態になっていくということです。
AIによって、自分たちが欲しいと思うときに、注文を済ませてくれる
SNSや口コミを見て無意識に欲しいものが、ネットにポンと出てきてあとはポチるだけ
便利な世の中になりますが、人は「考える」ということをしなくなってきてしまうのではないか
時代の流れに乗っていくのも大切ですが、大切なことを見落とさないように生きていくことが、私たちには必要なのではないかと思います。
引用文献
2025年人は、「買い物」をしなくなる
望月智之
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